きしめんの話
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きしめんの由来
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“きしめん”とは、どんな漢字で表現するのかご存知ですか?
「棊子麺」と書き、棊=碁石で、昔は丸い碁石の形そっくりのまま食していました。
その「“碁子麺”が転じて“きしめん”となった」という説や、きしめんを得意とした当時の料理番が紀州出身者で「紀州の者が作った“紀州めん(きしゅうめん)”がなまって“きしめん”となった」という説、「キジの肉をめんの具にして藩主に献上したから」など、いろいろな説がありますが、名前の「棊子麺」がそのまま残ったという説が有力のようです。
きしめんが庶民の間に広まったのは、当時「尾張藩お留め料理(藩主専用の意)」として藩主以外口にすることの出来なかった料理のきしめんを、贅沢なキジ肉から「具を油揚げに変えてなら、食してよろしい。」と、尾張藩公からの許可が下りてからだといいます。
きしめんの魅力
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木曾川から得られる良質の水と麺作りに適した気候と風土とともに恵まれ、昔から麺処として知られて来ました。
中でも「きしめん」は尾張名古屋の名物の代名詞として、広く全国の食通の間で親しまれております。平麺が、名古屋人好みの濃い口のダシとよく絡み、旨さが口中に広がる感動は何度でも味わいたくなります。
名古屋定番の味だからこそ、本当に美味しいものを!
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創業の昭和初期から約90年間の技を今に伝える「きしめん亭」四代目。モチモチでコシのある麺は「一番食べやすい厚みと幅」にもこだわったオリジナル麺。天然素材の具材と、「つゆは一番ダシしか使わない」こだわりも!
つけダレは、味噌のブレンドなどオリジナルの味わいもあり、ここならではの味が魅力。